まだまだ寒さが続いている地域もあるかと思いますが、僕が住んでいる高知県では、少しずつ春の訪れを感じる日もあります。
気温や植物からだけではなく、魚からの反応からも感じています。
ビッグベイトを使っていると、チェイスなどの反応があったりします。
僕が考えるチェイスという魚の行動は、「気にはなるけど、もう一歩食べるきっかけがない」というふうに考えています。
・反応を見ながらルアーを合わせていく
先日のこの魚、

最初は、BUGROCKではなく、開発中のEDEN7を使用していました。
魚の反応や、今の魚がどのレンジにいるのか、といった確認のためでもありました。
チェイスがある。
チェイスすらない。
これだけでも、情報としてはあるとないとでは大きく違います。
今回は、チェイスがあり、口を使うまではあと一歩という状態。
手前の岩のブレイクを絡めてルアーをアプローチしようと思い、BUGROCKにルアーを変更。
沖から魚を呼びチェイスさせて〜ブレイクに追い込ませてバイト
といった、イメージです。
キーは、ブレイクを”壁”として、魚に「今なら食える!」と思わせること。
EDEN7でもシンキング仕様に板オモリを貼り使用すれば、狙い方としては可能ではありますが、
ブレイクが岩だったこと。
スピーディーに巻いて反応を見たかった。
この二点の理由から、BUGROCKに変更しました。
この際に、注意点として、魚が嫌っているアクションは出さないということ。(見切らせない)
BUGROCKは、ミディアム以上のスピードで巻くと、大きなアクションとジョイント音を出します。
逆に、ミディアム以下、スロー〜デッドスローのスピードで巻くと、アクションと音が小さくなり、ヌメヌメと艶かしいアクションを出します。(板オモリで調整必須)
どのアクションが、今の状況とマッチしているのか。
魚の反応を見ながら、ここを見極めて、魚に近づいていくことが大切です。
・春はすぐそこ!残り少ない冬を楽しもう!
ビッグベイトはビッグベイトでも、狙うシチュエーションに合わせながら、ルアーローテーションすることによって、釣れなかった魚が釣れる可能性も高まります。
今シーズンもあと少し!!
価値ある冬の魚を、BUGROCKで巻いて狙ってみてください^^

なおひさ
