ふと、自分はなんでビッグベイトやジャイアントベイトが好きで、投げているんだろうと思いました。
それにはもちろん、デカい魚が釣れやすい、という理由もあるんですが、『釣れない』を楽しんでいるのかなと思いました。

クランクベイトなどのいわゆる普通サイズのルアーより、ビッグベイトというのは大きく、ハマればとてつもなく釣れるときもありますが、だいたいルアーサイズが大きいから釣れない、という印象があると思います。
マッチザベイトが主に釣るためには最優先されると思うんですが、ビッグベイトがハマるとすれば、鮎やハス、ギル、フナなどの通常サイズより大きめのベイトが捕食されているときです。
そんな状況って日頃よくあるかといえばなくて、フィールドによってはそんなに大きめのベイトなんていないよ、なんてところもあるかと思います。

ですが、ビッグベイトというのは威嚇で魚に攻撃さすことができたり、魚の興味を惹きつけ目の前からルアーを消して探させたり、反射的に魚に口を使わせることができるルアーです。
けどこれって、日頃からビッグベイトを投げまくってからこそわかってくる『テクニック』であり、誰にでもできることではないと思っています。
そのためには、『釣れない』ということを誰よりも体験し、その悔しさから学び、釣れる方法を考える必要があります。
その過程を楽しんでいるっていうのが今の自分じゃやいのかな、なんて思いました。
そしてその中で釣れた一匹は格別!!

ビッグベイトって上手い人が投げている印象がありますが、決して上手い人しか投げたらいけないということもないですし、魚が見えるときが多くて楽しいルアーです。(コロナが落ち着くか共存していかなければいけない社会になれば、釣行動画も撮りたいと思っていて、見てもらえればわかると思うんですが、自分もキャストから使い方まで下手です。。。練習あるのみ!!)
それを少しでも長く続けたり、楽しむためには使って楽しいルアーを投げるというのが、一番の釣れるようになるための近道かなと。
そして、そういった心躍るルアーを作り続け、ビッグベイトやジャイアントベイトの楽しさを知り、釣れたときの感動を一緒にみなさんで分かち合えたらなと思っています。

なおひさ